Labocosmetica PURÌFICA レビュー|
ラボコスメティカ ピュリフィカで撥水が戻る
コーティングを施工してから数ヶ月、きちんと洗車しているのに水の弾きが戻らない。そんなときに疑いたいのが、ボディ表面に薄く蓄積した石灰質(ミネラル分)です。中性やアルカリ性のシャンプーではこの汚れは落とせず、洗うたびに撥水が鈍っていきます。
Labocosmetica(ラボコスメティカ)のPURÌFICA(ピュリフィカ)は、カーディテーリング業界で初めて実用化された酸性シャンプーです。2021年頃から使い続けていますが、pH3以下(1:100〜1:200希釈時)の酸性域が石灰質を化学的に分解するため、洗浄後は撥水の戻りを目視で確認できます。泡立ちと香りも良く、日常のメンテナンス洗車にそのまま組み込めます。
- PURÌFICAのpH・希釈率・対応素材といった基本スペック
- 3pH洗車サイクル(PRÌMUS→PURÌFICA→SÈMPER)での具体的な使い方
- 泡立ち・香り・石灰質除去力・コスパを4項目で採点した評価スコア
PURÌFICAとは|業界初の酸性シャンプー
Labocosmetica(ラボコスメティカ)のPURÌFICAは、カーディテーリング業界で初めて実用化された酸性シャンプーで、コーティング施工車のメンテナンス洗車に特化した製品です。
イタリアのメーカー、Labocosmetica(ラボコスメティカ)は、ミラノ近郊バランツァーテに拠点を置くMafra International S.r.l.が展開するカーケアブランドです。同社は1965年創業で、世界の著名スポーツカーメーカーと共同で製品開発を行ってきた実績があります。PURÌFICAはラボコスメティカが提唱する「3pH洗車サイクル」を構成するシャンプーで、アルカリ性プレウォッシュ(PRÌMUS)・中性シャンプー(SÈMPER)と並んで、サイクル内の酸性フェーズを担います。
日本での読み方については「ピュリフィカ」が広く流通しており、ラボコスメティカの日本語サイトでもこの表記を採用しています。ただしイタリア語の原音に忠実に読むと「プリフィカ」("pu-ri-fi-ka")が正確で、メーカーや海外販売店の動画音声もそちらに聞こえます。本記事ではどちらの表記も使用します。なお「ピュリピカ」という表記が一部で見られますが、"fi"(フィ)が抜けた誤記です。
コーティング施工車では、雨水や洗車後の不完全な乾燥によって石灰質(ミネラル分)がボディ表面に蓄積します。これは目視では確認しにくいものの、撥水性の低下やボディのくすみの主因になっています。中性・アルカリシャンプーではこの石灰質を除去できないため、PURÌFICAのような酸性シャンプーをルーティンに組み込むことが、コーティング性能の長期維持に有効です。
PFAS(有機フッ素化合物)フリーの処方を採用している点も、近年の製品選びで重要な基準のひとつになっています。
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PURÌFICAのスペック|希釈別pH値
PURÌFICAはpH値3以下(1:100〜1:200希釈時)の酸性シャンプーで、1,000mlと4,500mlの2サイズが展開されています。
| PURÌFICA — Spec | |
|---|---|
| タイプ | 酸性シャンプー(除染・コーティングメンテナンス) |
| pH(原液、20°C) | > 2 |
| pH(1:100〜1:200希釈) | < 3 |
| pH(1:201〜1:330希釈) | < 4 |
| pH(1:400希釈) | 約 5 |
| 密度(20°C) | 1.04 g/cm³ |
| 水への溶解性 | 完全混和 |
| 容量ラインナップ | 1,000ml / 4,500ml |
| 認証 | VDA認証 |
| PFAS | PFAS FREE |
| 使用可能素材 | 塗装・ガラス・PPF・プラスチック・アルミニウム |
※スペックはLabocosmetica 公式データシートより
3pH洗車サイクルを支える4つの特徴
PURÌFICAはカーディテーリングに酸性シャンプーという概念を持ち込んだ製品で、中性・アルカリシャンプーとは異なるアプローチで洗車を行います。
3pH洗車サイクルでの正しい使い方
PURÌFICAはラボコスメティカが提唱する3pHウォッシュサイクルの酸性フェーズを担います。アルカリ→酸性→中性の順で洗うことで、各pHが異なる汚染に作用し、コーティング性能を効率よく回復できます。
コンタクトウォッシュには
頑固な水垢・スケールには
PURÌFICAを実際に使って分かったこと
PURÌFICAは2021年頃から愛用しているシャンプーで、酸性シャンプーという製品特性上、洗浄力よりも「洗浄後のコーティング性能の回復」を評価するのが正しい見方です。
泡立ちは十分。酸性シャンプーという先入観を覆す使い心地
酸性シャンプーと聞くと業務用除染剤のような無機質なイメージがありますが、PURÌFICAはきめ細かな泡が立ちやすく、ミットへの馴染みも良い使い心地です。泡立ちが乏しいと洗車傷のリスクが上がるため、日常洗車に使えるレベルの泡質は重要なポイントです。フォームガンを使うと特に豊かなフォームが得られます。
香りが心地よく、洗車時間が快適になる
上品でバニラ×アニス系の甘い香りを感じ、洗車中の使い心地が良いです。酸性製品特有のツンとした刺激臭はなく、長時間使用しても不快感がありません。継続して使いたいと思える要素のひとつです。
撥水回復の効果は使用後に目に見えてわかる
数回使用すると、洗車後のボディの水の弾き方が変わってきます。コーティング後しばらく経って撥水が落ちてきたと感じていた車でも、PURÌFICA洗浄後に撥水が戻ることがあります。これはコーティング自体が劣化していたのではなく、石灰質によって機能を阻害されていた可能性を示しています。再コーティングの前にPURÌFICAで洗い込んでみると、本当にコーティングの寿命が尽きているのかどうかを確認できます。
希釈率の調整が洗浄効果の鍵
汚染状況に合わせた希釈率の選択が重要です。コーティング車の通常洗車では1:400希釈でも効果を感じられますが、長期間石灰質が蓄積した状態からのリカバリーには1:100〜1:200程度の濃い希釈で数回に分けてケアするほうが結果が出やすいと感じました。
- 酸性でありながら泡立ちが良く、ミットで使いやすい
- 香りが心地よく、日常洗車に組み込みやすい
- コーティング・ワックス・PPFへの使用が可能
- 洗浄後に撥水回復を目に見えて実感できる
- 希釈レンジが広く、日常洗車から強除染まで1本で対応
- VDA認証・PFAS FREE取得済み
- 頑固な水垢や鉄粉汚染には専用除染剤が必要
- 希釈率の理解が浅いと除染効果が出にくい
- 価格帯はプレミアムクラス
- メーカーは保護手袋・保護メガネの着用を推奨
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よくある質問(FAQ)
PURÌFICAに関してよく寄せられる疑問を5問にまとめました。
ピュリフィカはコーティング施工車以外にも使えますか?
ピュリフィカ(プリフィカ)はホイールにも使えますか?
コーティングに悪影響はありませんか?
中性シャンプーと組み合わせる必要がありますか?
PURÌFICAの評価スコア|4項目採点
PURÌFICAの評価は、酸性シャンプーとしての機能・使い心地・コスト効率を総合して判断しています。
PURÌFICAは買う価値があるか|まとめ
PURÌFICAは、コーティング施工車の撥水性を維持したいと考えるユーザーに向いた、明確な目的を持ったシャンプーです。
- ▸ カーディテーリング業界初の酸性シャンプー。製品コンセプトの先進性が高い
- ▸ 使用後にコーティングの撥水回復が目に見えて確認できる
- ▸ コーティングへの影響を最小化した酸処方でPPF・ワックスにも対応
- ▸ 酸性製品らしくない心地よい香りと泡立ち
- ▸ 1:400希釈から1:10まで幅広い希釈に対応し、1本で複数シーンをカバー
- ▸ VDA認証・PFAS FREE取得済み
- ▸ 価格は高め。プレミアムクラスの製品
- ▸ 石灰・ミネラル汚染の除去に特化した製品のため、深く固着したウォータースポット・鉄粉には別途ENERGOやSIDEROが必要
- ▸ 希釈率の選択を間違えると効果が出にくい
- ▸ メーカーは保護手袋・保護メガネの着用を推奨
- ▸ 国内での正規取扱い店舗はまだ限られている
- · コーティング施工車のメンテナンス洗車を定期的に行いたい方
- · 洗車後の撥水が落ちてきた原因を確認したい方
- · ラボコスメティカの3pH洗車サイクルを実践したい方
- · 洗車体験も楽しみながら、洗浄効果も妥協したくない方
- · PFAS FREEの製品を選びたい方
- · 普段使いのシャンプーとしてコスパを重視する方
- · 頑固な水垢を一発で除去したい方(専用スケール除去剤が適切)
- · 酸性製品の希釈管理が難しい環境で使う方
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