Vol.03 洗車ガレージ、ついに着工。
シャッター・タイル・シーリングブームの最終仕様を全公開
計画から2年。シャッター・タイル・スパンドレル・シーリングブームの最終仕様と施工記録。
マイホームブログ第3弾です。前回のブログが2022年9月……間が空き過ぎてしまいました。建築工事も少しずつ進み一段落した段階です。今回はガレージの最終仕様をご紹介します。
× D 7.28m
(2m×5m車の場合)
前後 各約1m
その他:ブラック
選定条件のひとつが静音性。スラット内に発泡ウレタンが充填されている製品を条件としました。開閉音の軽減はもちろん、多少の断熱効果も期待しています。
価格:130〜150万円程度
サイズ:H2,495mm × W4,983mm
カラー:ブラック
※H2,500mm超で価格が上がるため2,495mmに設定。
当初からタイル仕上げの計画で、これは譲れない部分でした。土間コンクリートはメンテナンスをしていかないと長期的に悲惨なことになる。デザインと機能、長い目で見た時のコストパフォーマンスでタイルがベストという判断です。
カラー:ライトグレー 材料単価:約10,000円/㎡
車の荷重を考えると10mm厚では不安なため20mm厚を選定。20mmタイルは選択肢が少ないが、複数サンプルを取った中で最も気に入ったもの。壁・天井がすべてブラックなので、床は明るいライトグレーで対比させる。
働き幅:200mm 厚み:0.5mm カラー:ブラック
貼り方:壁=縦貼り 天井=長手貼り
一般的なガルバリウム鋼板(0.27mm)の約2倍の厚みで、表面の波打ちリスクを低減。壁・天井・サッシフレームすべてブラックで統一し、引き締まった空間を実現。好みの問題だが、スッキリした印象の目地無しを採用。
我が家のガレージで最も重要な設備がこのシーリングブームです。高圧洗浄機のホースを天井から吊り下げることで、床にホースを這わせる必要がなくなり、ホースを取り回しするストレスはゼロに。
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1上部の梁に全ネジボルトを取り付け 取付位置はガレージ中心。主な荷重は梁で受ける設計。金物の選定については現場監督さん・大工さんと現場で相談して決定する予定。
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2天井スパンドレルを施工し、裏面をベニヤで補強 シーリングブームが接触する部分のスパンドレル裏面に補強材を入れて剛性を確保。
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3シーリングブームを天井面に取り付け、スパンドレル+ベニヤを挟み込んで固定 シーリングブームの揺れをスパンドレル+ベニヤで吸収する構造。シーリングブームとスパンドレルの間には2〜3mmのパッキンを挿入。
世界中の施工事例を調べても、シーリングブームのホースは露出が当たり前。しかし個人宅のガレージに設置する以上、露出ホースはデザイン的に許容できません。そこでホースは天井裏配管にしました。
対策① 排水管(VUφ75)を空配管として天井裏に先行設置。その中にホースを通す(電気配線の空配管と同じ考え方)。
対策② 万が一漏水してもGCL収納内に水が流れるよう水勾配を確保。
対策③ シーリングブーム真横とGCL収納内に天井点検口を設置し、メンテナンスができる状態を維持。
採用したのはDAIKOのダウンライト2種類。照射向きを変えられるユニバーサルダウンライトで、光束・演色性の高さが決め手です。屋外用ではないため防水性に不安は残りますが、ガレージ内という条件を考慮したうえで採用しました。
リビングからガレージがガラス越しに見える間取りのため、スポットライトのような存在感のある照明は最初から選択肢にありませんでした。天井をすっきり見せるためにダウンライト一択です。
照明の配置は「ガレージに1台だけ入れた状態で、車にバランスよく光が当たるか」を基準に計画。洗車仕上がりの確認まで考えると、照射位置はかなり重要です。
スイッチは用途で切り分けています。昼白色6台は通常のオン・オフ制御。電球色2台は普段は人感センサーで自動点灯し、洗車時はスイッチで常時点灯に切り替えられるようにしました。
| 品番 | 色温度 / 演色性 | 光束 | 台数 | 用途 |
|---|---|---|---|---|
| LZD-93125GBM | 3,000K / Ra98 | 1,800lm | 2台 | 日常生活+洗車用 |
| LZD-93125DBW | 4,000K / Ra98 | 2,470lm | 6台 | 洗車用 |
ガレージのメイン用途は車の保管です。シャッター1枚で外と仕切られているだけなので気密性はそれほど高くなく、梅雨時や雨天時はガレージ内の湿度がどうしても上がります。雨がやんだ後にいかに早く湿度を下げられるかが、車体や洗車用品を長持ちさせるうえで重要と考えました。
また、エンジン始動時の排気ガスの滞留を防ぐためにも換気は必須。さらに、洗車の際に高圧洗浄機を使用するとミスト状の水しぶきがガレージ内に充満するため、それをいかに素早く排出できるかも換気計画の大きな要件でした。
これらを踏まえ、ガレージ内とGCL収納に換気扇を分けて設置し、合計770㎥/hの換気能力を確保しています。
最大換気能力:220㎥/h
ルーバーサイズ:300×300mm
リビングから見える位置のため小型を選定。
最大換気能力:550㎥/h
ルーバーサイズ:380×380mm
GCLはリビングから直接見えないため大容量を配置。
※ルーバーはガレージ内装に合わせてブラックを採用。
→ 計算上は約10分で室内空気が完全入れ替え可能
(参考:一般的なキッチンレンジフードの最大換気能力は400〜500㎥/h程度)
夏場・冬場の快適性を考えると冷暖房は欲しいところです。ただ、洗車目的で使う時間を考えると年間でも数十時間程度。その数十時間のためにエアコンの設置費用・ランニングコストをかけることは、今回の予算計画では優先順位をつけられませんでした。
当面、夏場は空調服やサーキュレーター、冬場はヒーターベストや屋外用のヒーターなどで対応する予定です。実際に使い始めてから不満が出れば、後付けで検討する余地は残してあります。
ポリッシャー・照明用
反対側からの機器対応
将来のEV導入に備えて設置
また時間のある時に、GCLの詳細やリビングについても紹介したいと思います。