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Vol.03 洗車ガレージついに着工|シャッター・タイル・シーリングブームの最終仕様を全公開

公開日: 2026.04.28 更新日: 2026.04.28
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Vol.03 洗車ガレージ、ついに着工。
シャッター・タイル・シーリングブームの最終仕様を全公開

計画から2年。シャッター・タイル・スパンドレル・シーリングブームの最終仕様と施工記録。

ガレージハウス シーリングブーム モスマティック スパンドレル 名古屋モザイク Ra98照明
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マイホームブログ第3弾です。前回のブログが2022年9月……間が空き過ぎてしまいました。建築工事も少しずつ進み一段落した段階です。今回はガレージの最終仕様をご紹介します。

ガレージ平面図(最終版)
[ W×D ]
ガレージ内寸
W 6.37m
× D 7.28m
[ Car ]
洗車時クリアランス
(2m×5m車の場合)
左右 各約2m
前後 各約1m
[ Color ]
カラーテーマ
床:ライトグレー
その他:ブラック

01
ガレージシャッター
Shutter Selection
採用製品
文化シャッター/御前様 三和シャッター/静々動々と相見積もり。デザイン・性能に大きな差はなく、価格で文化シャッターを選定。

選定条件のひとつが静音性。スラット内に発泡ウレタンが充填されている製品を条件としました。開閉音の軽減はもちろん、多少の断熱効果も期待しています。

価格:130〜150万円程度
サイズ:H2,495mm × W4,983mm
カラー:ブラック

※H2,500mm超で価格が上がるため2,495mmに設定。
シャッターボックスの納まり
露出納まり(ケース納まり)+天井折り上げ 天井埋込はメンテナンス・故障対応を考えて却下。露出の代わりに天井を折り上げてボックスを目立たせない工夫。折り上げ側面に給気口を設置(リビングから見えない位置)。
ガレージシャッター 外観 ガレージシャッター 内観
シャッターボックス メーカー承認図
02
床仕上げ(タイル)
Floor Tile

当初からタイル仕上げの計画で、これは譲れない部分でした。土間コンクリートはメンテナンスをしていかないと長期的に悲惨なことになる。デザインと機能、長い目で見た時のコストパフォーマンスでタイルがベストという判断です。

採用タイル 名古屋モザイク/モンティニャック/600×600×t20mm
カラー:ライトグレー 材料単価:約10,000円/㎡

車の荷重を考えると10mm厚では不安なため20mm厚を選定。20mmタイルは選択肢が少ないが、複数サンプルを取った中で最も気に入ったもの。壁・天井がすべてブラックなので、床は明るいライトグレーで対比させる。
名古屋モザイク モンティニャック タイルサンプル 名古屋モザイク モンティニャック タイル詳細
03
排水計画
Drainage
排水方式
シャッター側へ一定勾配 + 現場打ち側溝 水勾配:約0.8%。急すぎるとバケツドリー・ディテーリングカートが転がっていく恐れがあるため控えめに設定。排水は外部雨水桝へ接続。洗車時以外は外気・虫の侵入防止のため排水管に蓋ができるカクダイ製品を採用。
グレーチング蓋
鋳鉄製(ブラック)を選定 ステンレス(シルバー)はライトグレー床×ブラックで統一したガレージ内で浮いてしまうため却下。引き渡し後に排水溝内を防水塗装予定(汚れにくさ・メンテナンス性向上のため)。
排水計画 断面図
グレーチング蓋イメージ(鋳鉄製ブラック)
04
壁・天井仕上げ(スパンドレル)
Wall & Ceiling Finish
採用材料 アサヒ金属/鋼板スパンドレル F型(目地無)
働き幅:200mm 厚み:0.5mm カラー:ブラック
貼り方:壁=縦貼り 天井=長手貼り

一般的なガルバリウム鋼板(0.27mm)の約2倍の厚みで、表面の波打ちリスクを低減。壁・天井・サッシフレームすべてブラックで統一し、引き締まった空間を実現。好みの問題だが、スッキリした印象の目地無しを採用。
カラー選定の考え方 グレーはメーカー・商品によって色味が違う事があり、バラツキが出るので不採用。ホワイトは明るすぎる。グレーにすると床タイルと同化し空間がぼやける。思い切ってすべてブラックで統一しました。最近は建材・家電ともにブラックのラインナップが増えていて合わせやすくなっていますが、ホワイトより価格が高い傾向があります。
スパンドレル 施工写真

05
シーリングブーム
Ceiling Boom — Mosmatic / Pipe Routing

我が家のガレージで最も重要な設備がこのシーリングブームです。高圧洗浄機のホースを天井から吊り下げることで、床にホースを這わせる必要がなくなり、ホースを取り回しするストレスはゼロに。

シーリングブームとは? 天井に取り付けた360°回転するアームから高圧ホースを吊り下げる設備。プロのショップや洗車場では一般的ですが、個人宅のガレージへの設置例は世界でも非常に少ない。世界中の事例を調べても、ホースは露出配管が当たり前です。
シーリングブーム 製品 シーリングブーム 使用イメージ
MOSMATICシーリングブーム カタログ
採用製品
モスマティック(MOSMATIC)製 / 2.25m スイベルの性能でモスマティックを選定。既に購入済み。取り付け位置はガレージ中心。前職の建築知識を活かして取付方法は自分で設計・作図。
長さの選定根拠
車の全長の半分程度が目安 BMW 650i F13(全長約4.9m)の半分 ≒ 2.45m。近いラインナップは2.25mと2.5m。2.5mは長すぎると判断し2.25mを選択。正解かは実際に使ってみるまで不明。
シーリングブーム 実物① シーリングブーム 実物③ シーリングブーム 実物② シーリングブーム 実物④
取付方法(自作設計)
シーリングブーム 取付図面
  • 1
    上部の梁に全ネジボルトを取り付け 取付位置はガレージ中心。主な荷重は梁で受ける設計。金物の選定については現場監督さん・大工さんと現場で相談して決定する予定。
  • 2
    天井スパンドレルを施工し、裏面をベニヤで補強 シーリングブームが接触する部分のスパンドレル裏面に補強材を入れて剛性を確保。
  • 3
    シーリングブームを天井面に取り付け、スパンドレル+ベニヤを挟み込んで固定 シーリングブームの揺れをスパンドレル+ベニヤで吸収する構造。シーリングブームとスパンドレルの間には2〜3mmのパッキンを挿入。
ホース天井裏配管(世界でも珍しい試み)

世界中の施工事例を調べても、シーリングブームのホースは露出が当たり前。しかし個人宅のガレージに設置する以上、露出ホースはデザイン的に許容できません。そこでホースは天井裏配管にしました。

天井裏配管のリスクと対策 リスク:ホース破損による漏水 → 下地材・構造材が濡れる可能性

対策① 排水管(VUφ75)を空配管として天井裏に先行設置。その中にホースを通す(電気配線の空配管と同じ考え方)。
対策② 万が一漏水してもGCL収納内に水が流れるよう水勾配を確保。
対策③ シーリングブーム真横とGCL収納内に天井点検口を設置し、メンテナンスができる状態を維持。
ホース配管ルート
クランツレ Profi175TST(GCL収納内) 天井裏 空配管 VUφ75 シーリングブーム(ガレージ中心) 高圧ホース(垂れ下がり)

06
照明・換気・空調・コンセント計画
Lighting / Ventilation / Air Conditioning / Power
照明計画(最終仕様)

採用したのはDAIKOのダウンライト2種類。照射向きを変えられるユニバーサルダウンライトで、光束・演色性の高さが決め手です。屋外用ではないため防水性に不安は残りますが、ガレージ内という条件を考慮したうえで採用しました。

リビングからガレージがガラス越しに見える間取りのため、スポットライトのような存在感のある照明は最初から選択肢にありませんでした。天井をすっきり見せるためにダウンライト一択です。

照明の配置は「ガレージに1台だけ入れた状態で、車にバランスよく光が当たるか」を基準に計画。洗車仕上がりの確認まで考えると、照射位置はかなり重要です。

スイッチは用途で切り分けています。昼白色6台は通常のオン・オフ制御。電球色2台は普段は人感センサーで自動点灯し、洗車時はスイッチで常時点灯に切り替えられるようにしました。

ダウンライト LZD-93125GBM 3000K Ra98 ダウンライト LZD-93125DBW 4000K Ra98
品番 色温度 / 演色性 光束 台数 用途
LZD-93125GBM 3,000K / Ra98 1,800lm 2台 日常生活+洗車用
LZD-93125DBW 4,000K / Ra98 2,470lm 6台 洗車用
換気計画

ガレージのメイン用途は車の保管です。シャッター1枚で外と仕切られているだけなので気密性はそれほど高くなく、梅雨時や雨天時はガレージ内の湿度がどうしても上がります。雨がやんだ後にいかに早く湿度を下げられるかが、車体や洗車用品を長持ちさせるうえで重要と考えました。

また、エンジン始動時の排気ガスの滞留を防ぐためにも換気は必須。さらに、洗車の際に高圧洗浄機を使用するとミスト状の水しぶきがガレージ内に充満するため、それをいかに素早く排出できるかも換気計画の大きな要件でした。

これらを踏まえ、ガレージ内とGCL収納に換気扇を分けて設置し、合計770㎥/hの換気能力を確保しています。

ガレージ内 換気扇
パナソニック / FY-24JDG8
最大換気能力:220㎥/h
ルーバーサイズ:300×300mm
リビングから見える位置のため小型を選定。
ガレージ内換気扇 パナソニック FY-24JDG8

GCL 換気扇
パナソニック / FY32JD8
最大換気能力:550㎥/h
ルーバーサイズ:380×380mm
GCLはリビングから直接見えないため大容量を配置。
GCL換気扇 パナソニック FY32JD8

※ルーバーはガレージ内装に合わせてブラックを採用。

換気能力の試算 合計換気量=770㎥/h:ガレージ+GCLの体積=約130㎥
計算上は約10分で室内空気が完全入れ替え可能
(参考:一般的なキッチンレンジフードの最大換気能力は400〜500㎥/h程度)
空調計画

夏場・冬場の快適性を考えると冷暖房は欲しいところです。ただ、洗車目的で使う時間を考えると年間でも数十時間程度。その数十時間のためにエアコンの設置費用・ランニングコストをかけることは、今回の予算計画では優先順位をつけられませんでした。

当面、夏場は空調服やサーキュレーター、冬場はヒーターベストや屋外用のヒーターなどで対応する予定です。実際に使い始めてから不満が出れば、後付けで検討する余地は残してあります。

コンセント計画
シャッター横
通常コンセント×1
ポリッシャー・照明用
対面壁
通常コンセント×1
反対側からの機器対応
EV対応
EVコンセント×1
将来のEV導入に備えて設置
完成への期待と正直な気持ち 長年夢見てきたビルトインガレージ。時間をかけて計画・検討してきましたが、きっと何かしら後悔することはあると思います。ただデザイン面では後悔はないと思っています。床のライトグレータイル+金属系ブラック+ステンレスのシーリングブーム。

また時間のある時に、GCLの詳細やリビングについても紹介したいと思います。

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