Vol.02 洗車ガレージの設計全記録|GCL・クランツレ・純水器・照明までの全記録
床・排水・照明・GCL……洗車のために考え抜いたガレージの全計画。
10代の頃から車が好きで、18歳から洗車を続けてきました。今ほどの熱量ではなかったものの、洗車への興味はずっと途切れることなく続いています。マイホームを建てる理由はいくつかありますが、なかでも想いが強いのはやはりガレージです。屋外洗車の限界をずっと感じてきたからこそ、洗車ができるガレージとリビングから車が眺められる空間は、絶対に譲れない条件でした。
× D 7.28m
× D 7.1m
※旧バージョン図面の為、排水計画が異なります。
ガレージはリビングから常時見える空間のため、機能一辺倒の照明は現実的ではありません。ディテーリングの観点から言うと、スポットライトをたくさん設置したほうが明るさは十分確保できますが、それではデザイン・意匠性が犠牲になってしまいます。ダウンライトのみで構成し、不足する明るさはSCANGRIP MULTIMATCH 3で補う方針です。
決め手はRa98という超高演色性と2,470lm(LZD-93125DBW)という明るさ。住宅用ではなく店舗向けの製品で、他メーカーではここまでのダウンライトは現時点でほぼ存在しない。
- LZD-93125GBM 3,000K / Ra98 / 1,800lm ×2灯(日常生活+洗車用)
- LZD-93125DBW 4,000K / Ra98 / 2,470lm ×6灯(洗車用)
明るさが足りない場面はSCANGRIP MULTIMATCH 3(最大4,500lm / Ra96)、またはMULTIMATCH 8(最大8,000lm / Ra96)で補完。
ガレージに隣接した洗車用品専用の収納・ディスプレイルームをGCL(Garage Closet)と呼んでいます。平面図では「納戸2」と表記している部分です。(図面が未完成の為、簡略化した図面を掲載しています)
図面上側がディスプレイ収納・引き出し収納・開き戸収納エリア。
図面下側は左から洗濯機・純水器設置スペース+収納、シンク、カウンターの順で配置。カウンター下には高圧洗浄機とバケツを収納します。
- 引出し収納×8、開き戸収納×5、オープン収納×2
- 引出し:マイクロファイバークロス・アプリケーター
- 開き戸:掃除機・ブロワー等の大型道具
- オープン下部:SCANGRIP WHEEL STAND保管
- オープン上部:SCANGRIP・マキタバッテリー充電スペース
- 天板:メラミン 幕板・収納内部:ポリ合板
ガラス棚板×18枚。1段5本換算で90本以上のケミカルボトルを展示収納可能。
カウンター上辺りにはブラシを掛けられるブラケットを設置予定。
- 天板:メラミン
- シンク:ステンレス製(デザイン重視)
- 収納上部:高圧洗浄機を収納
- 収納下部:バケツドリー・バケツ
- 洗車専用コンパクト洗濯機(扉付きで普段は見えない)
- 純水器(サンエイ化学 CP-30)※現在は廃盤
- 洗濯機上部:洗車クロス用ピンチハンガー収納
- 電源:三相200V
- 吐出圧力:3〜15MPa
- 吐出水量:12L/分(720L/h)
家庭用高圧洗浄機では洗車には非力と判断。スノーフォームの推奨圧力(12MPa)を常用で実現できる唯一の現実解。クランツレは10年使用を目標に製作されているため、洗車使用だけならかなり長く使えると思います。
高圧洗浄機
- 最大通水量:750L/h
当初はCP-10(10L / 最大通水量250L/h)を検討。しかしProfi175TSTの吐出水量(720L/h)に対してキャパオーバーのため、別途水タンクが必要に。設置スペースの問題から30Lに変更。
デメリットは運転重量約50kg。
純水器(後継モデル)
ガレージ内からリビング側を見たCG
キッチンからガレージ・リビング側を見たCG
リビングからキッチン側を見たCG
シャッター・タイル・排水・スパンドレルの最終仕様と、シーリングブームの取付方法を公開します。