Detailing Blog

洗車ブログ③ Labocosmeticaの3pHウォッシュ| 2時間半で終えるメンテナンス洗車

公開日: 2023.03.11 更新日: 2026.09.11
BMW F13 650I — 2023.02.26

洗車ブログ③ Labocosmetica3pHウォッシュ|2時間半で終えるメンテナンス洗車

アルカリ・酸性・中性で洗い分けるメンテナンス洗車。2時間半で仕上げた全工程を記録しました。
#3pHウォッシュ #Labocosmetica #メンテナンス洗車 #スノーフォーム #タイヤワックス

Labocosmetica(ラボコスメティカ)を中心に組んだメンテナンス洗車の記録です。アルカリ性のPRÌMUS 2.0(プリムス)でプレウォッシュ、酸性のPURÌFICA(プリフィカ)でフォーム洗浄、中性のSÈMPER(センパー)でコンタクトウォッシュという3pHウォッシュの構成で、汚れの性質ごとに落とす工程を分けています。仕上げはThe Hydro Beadで撥水を足し、全工程を2時間半で終えました。

今回の洗車メニュー
  • 3pHウォッシュ:PRÌMUS 2.0(pH12)→ PURÌFICA(pH2)→ SÈMPER(pH7.5)の3工程
  • ホイールはNv Car Care PURGE、タイヤはGOOD STUFF TIRE AND RUBBER CLEANERを1:5希釈
  • 拭き上げはブロワー主体、残った水分をMicrofiber Madness Dry Me Crazyで処理
  • 仕上げはREFLECTED The Hydro Bead、ガラスはINFINITYWAX Spotless+、タイヤはTyre Candy
  • 全工程の所要時間は2時間半
最終更新:2026年9月11日
執筆・検証:
01

Before

洗車前の汚れ状態を確認

ボディ全体に土埃と水跡が乗り、パネルの色がくすんで見える状態でした。ルーフからサイド、リアまで汚れがほぼ均一に付着しており、フロントまわりとホイールは特に堆積が目立ちます。この状態から2時間で仕上げまで終える想定で工程を組みました。

洗車前のボディサイドに付着した土埃と水跡
洗車前のリアまわりに堆積した汚れ
洗車前のフロントまわりとホイールの汚れ
02

Wheels & Tyre Wash

ホイールクリーナーで洗浄

ホイールとタイヤは、後述するスノーフォームの滞留時間を使って短時間で済ませます。時短洗車で工程を圧縮する際に、いちばん効率が上がる組み方です。

Nv Car Care
PURGE
Reactive Wheel Cleaner
pH7 / 中性 / ホイール用
PURGEはブレーキダストに含まれるグラファイト化合物を分解する反応型のホイールクリーナーです。スプレーして流すだけで各種のコンタミネーションを落とせます。滞留時間を使った数分の作業でしたが、ブレーキダストは問題なく落ちました。タイヤはGOOD STUFF TIRE AND RUBBER CLEANERを1:5に希釈して使用し、ブラシはいつも通りWORK STUFF(ワークスタッフ)DETAILING BRUSH STIFF 36mmです。
ワークスタッフ WORK STUFF DETAILING BRUSH STIFF 36mmでタイヤを洗浄する様子
03

Pre Wash

アルカリフォームでプレウォッシュ

3pHウォッシュは、3種類のpH値のシャンプーを使い分けて汚れの性質ごとに対応する洗車サイクルです。その1工程目にあたるのがアルカリ性のPRÌMUSで、トラフィックフィルムや油分いった有機起源の残留物を担当します。

Labocosmetica
PRÌMUS 2.0
Multipurpose Foam Prewash
pH12 / アルカリ性 / 1:10〜1:15
PRÌMUS 2.0(プリムス2.0)は世界初のVDA認証を取得したアルカリ性フォームプレウォッシュで、コーティングやワックスを傷めずに有機汚れを分解します。今回使用したのは旧バージョンですが、泡はきめ細かく、垂れずにボディへ留まってくれました。数分滞留させてからすすいでいます。
ラボコスメティカ Labocosmetica PRÌMUSの泡がボディを覆った状態
プレウォッシュのフォームを滞留させたボディ全体

アルカリ性のプレウォッシュ全般の選び方は、プレウォッシュの選び方と使い方にまとめています。

04

Snow Foam Wash

酸性シャンプーでフォーム洗浄

2工程目は酸性のPURÌFICAです。酸性は水垢や水跡、酸性雨の残留物といった無機起源の汚れを担当します。アルカリで有機汚れを落とした後に酸性を通すことで、1本のシャンプーでは残りやすい汚れまで拾えます。

Labocosmetica
PURÌFICA
Rejuvenating Shampoo for Coating
pH2 / 酸性 / 1:5〜1:10
PURÌFICA(プリフィカ)はコーティング施工車向けに開発された酸性シャンプーで、ボディに蓄積したミネラル分やスケールを穏やかに溶かして落とします。酸性ながら被膜を傷めない緩衝設計です。フォームで覆って滞留させ、すすいだ後は水弾きの戻りがはっきり分かりました。
ラボコスメティカ Labocosmetica PURÌFICAのフォームを施工したボディ
酸性シャンプーのフォームを滞留させたボディサイド
05

Two Bucket Wash

中性シャンプーでコンタクトウォッシュ

3工程目は中性のSÈMPERでコンタクトウォッシュに入ります。ここまでで大部分の汚れは落ちているので、ミットで触るのは残った付着物だけになり、洗車傷のリスクを抑えられます。

Labocosmetica
SÈMPER
Neutral Maintenance Shampoo
pH7.5 / 中性 / 1:800〜1:1200
SÈMPER(センパー)は超濃縮タイプの中性メンテナンスシャンプーで、コーティングやカルナウバワックスを含む既存の保護層を傷めずに洗えます。潤滑性が高く泡持ちも良いため、ミットの滑りが最後まで軽いままでした。ミットはいつも通りMicrofiber Madness(マイクロファイバーマッドネス)IncrediMitt Grayです。
ラボコスメティカ Labocosmetica SÈMPERをバケツで泡立てた状態
マイクロファイバーマッドネス IncrediMitt Grayでボディを洗う様子

Labocosmetica製品はどれも香りが良く、くどさのない上品なアロマのような香りです。作業時間が長くなるフル洗車ほど、この差は効いてきます。

06

Finish & Drying

ブロワー乾燥とシーラント仕上げ

拭き上げから仕上げまでを続けて行います。時短を優先する回なので、乾燥はブロワー主体で工程を短く保ちました。

Drying

Microfiber Madness
Dry Me Crazy Drying Towel
65×40cm Drying Towel
1200GSM / 64×42cm / ドライタオル
Dry Me Crazyは1200g/m²の超高密度マイクロファイバーを使ったドライングタオルです。エッジまでマイクロファイバー仕様のため、繊細な塗装面でも安心して使えます。ほとんどの水滴はブロワーで飛ばし、残った水分だけをこのタオルで処理しました。エンジンルームやドア回りはThe Rag Company(ラグカンパニー)THE SMITTEN DRYING MITTにYUMCARS Yum Detailerを併用しています。
ブロワーで水滴を飛ばした後のボディを拭き上げる様子

Body Sealant

REFLECTED
The Hydro Bead
Hydrophobic Spray Sealant
原液使用 / スプレー / 約8週間
REFLECTED(リフレクテッド)The Hydro Beadは高疎水性のスプレーシーラントです。洗浄後の塗装面へ薄く吹き、クロスで伸ばして拭き取るだけで施工でき、単体でも既存被膜のメンテナンスコートとしても使えます。作業は簡単ですが撥水性はかなり高く、ココナッツとパイナップルの甘い香りがします。
リフレクテッド REFLECTED The Hydro Beadを施工したボディの水弾き

Glass Cleaning

INFINITYWAX
Spotless+ SiO2 Glass Cleaner
1L Professional
原液使用 / SiO2配合 / ガラス用
INFINITYWAX(インフィニティワックス)Spotless+はSiO2ポリマーを配合したガラスクリーナーで、洗浄と撥水コートを1工程で済ませられます。指紋やウォータースポットを落としながら、最大2ヶ月ほど撥水が持続します。コーティング剤ほどの強撥水ではありませんが、日々のメンテナンスはこれだけで十分でした。
インフィニティワックス Spotless+で仕上げたフロントガラス

Tyre Dressing

INFINITYWAX
Tyre Candy
Water Based Tyre Dressing
原液使用 / 水性ゲル / 約6週間
Tyre Candyは水性ゲルタイプのタイヤドレッシングです。ポリマーがゴムに浸透して劣化を防ぎ、純正のような落ち着いた半艶に仕上がります。シリコンフリーで走行中の飛び散りもなく、前回に続いて今回も使用しました。甘いキャンディの香りがします。
インフィニティワックス Tyre Candyを施工したタイヤサイドウォール
07

After

3pHウォッシュ後の仕上がり

結果として全工程で2時間半かかりました。2時間で終わらせるなら1工程は減らす必要がありますが、3pHウォッシュは汚れの系統ごとに落とし切れるので、削るなら別の工程から検討したいところです。The Hydro Beadの撥水とTyre Candyの半艶で、全体が引き締まった仕上がりになりました。

洗車後のボディサイドの仕上がり
洗車後のフロントまわりの仕上がり
洗車後のリアまわりの仕上がり
洗車後のホイールとタイヤの仕上がり
08

Products

今回の使用製品まとめ
GOOD STUFF
  • TIRE AND RUBBER CLEANER — タイヤ・ラバークリーナー
INFINITYWAX
  • Spotless+ SiO2 Glass Cleaner — ガラスクリーナー
  • Tyre Candy — タイヤワックス
Labocosmetica
  • PRÌMUS 2.0 — アルカリ性スノーフォーム
  • PURÌFICA — 酸性シャンプー
  • SÈMPER — 中性シャンプー
Microfiber Madness
  • Dry Me Crazy Drying Towel — ドライングタオル
  • IncrediMitt Gray — ウォッシュミット
Nv Car Care
  • PURGE — ホイールクリーナー
REFLECTED
  • The Hydro Bead — スプレーシーラント
The Rag Company
  • THE SMITTEN DRYING MITT — ドライングミット
WORK STUFF
  • DETAILING BRUSH STIFF 36mm — ホイール用ブラシ
YUMCARS
  • Yum Detailer — クイックディテーラー
Labocosmetica をヤフオクで探す

Labocosmetica・INFINITYWAXなどの洗車ケミカルをヤフオクにて販売中です。

ヤフオクで見る