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マキタUB185DZレビュー|洗車に使えるか、2台体制になった今の評価

公開日: 2026.07.18 更新日: 2026.07.18
マキタ UB185DZ 充電式ブロワ 18V 本体にバッテリーBL1860Bを装着した正面全景
Parts Review — Cordless Blower

マキタ UB185DZレビュー|洗車に使えるか、2台体制になった今の評価

車全体の水滴を飛ばすつもりで買った18Vブロワー。大風量モデルを手にした今、この1台をどう評価するか。
#マキタ #18Vバッテリー共用 #最大風速98ms #1.8kg #CordlessBlower
01

製品概要

Product Overview
この記事でわかること
  • UB185DZが洗車の水切りに使えるか、実際の所有履歴から見た結論
  • 風量では上位機に劣るが最大風速98m/sではEGO POWER+ 765 CFMより速いという事実
  • 大風量モデルを追加した2台体制の今も手放していない理由

UB185DZは、18V・1.8kg・集じん機能付きという枠のなかで洗車の水切り用の定番として使われてきたブロワーで、国内で最も入手しやすい選択肢のひとつです。

日本のメーカー、マキタの充電式ブロワーラインナップのなかで、UB185DZは18Vシリーズのコンパクトモデルにあたります。前機種UB182Dから風路の径を見直し、最大風量が約23%向上したモデルとして登場しました。上位には36V・40Vmaxの大型機がありますが、UB185DZは1.8kg(バッテリー含む)という軽さと、既存の18Vバッテリーをそのまま使える点で立ち位置が明確です。

買ったのは2021年11月で、本体のみ8,650円でした。ポイント付与が約1,100円あったので、実質7,550円ほどです。当時は洗車用の大風量ブロワーという選択肢そのものを知りませんでした。EGO POWER+のような海外のコードレスブロワーが洗車で使われていることを知らないまま、「この1台で車全体の水滴を吹き飛ばす」つもりで導入しています。すでに18Vのインパクトドライバーとバッテリーを持っていたので、本体のみ(バッテリー・充電器別売)で買えたことも決め手でした。

その後EGO POWER+ 765 CFM BLOWERを導入し、現在は2台体制です。UB185DZが不要になったかというと、そうはなりませんでした。役割が分かれただけで、4年以上経った今も洗車のたびに手に取っています。バッテリーは6.0Ah(BL1860B)、ノズルは純正のまま使い続けています。

このレビューのポイント 洗車用ブロワーの評価は「風量が大きいほど良い」で終わりがちですが、大風量機を手にした後もUB185DZを使い続けている理由があります。買った当時の期待と、2台体制になった今の評価を分けて書きます。
マキタ UB185DZ 本体にバッテリーを取り付けた状態の正面全景

本体にバッテリーを取り付けた状態

マキタ UB185DZ 本体全景(ノズル側)

全体のサイズ感はこの通り

このブロワーを見てみる

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製品スペック

Specifications

UB185DZのスペックは、洗車用途では最大風速98m/s・質量1.8kg・最大風量3.2m³/minの3項目が判断材料になります。

UB185DZ — Spec
電源直流18V
ブロワ風量0〜3.2 m³/min
ブロワ風速(ノズル付)0〜98 m/s(最大)/81 m/s(平均)
集じん風量0〜2.6 m³/min
集じん容量2 L
真空度0〜5.8 kPa(0〜591mm水柱)
本機寸法長さ517×幅156×高さ210 mm
質量1.8 kg(バッテリー含む)
風量調整3段階ダイヤル+無段変速スイッチ
1充電あたりの作業量(目安)※BL1830B(3.0Ah)使用時強(ダイヤル3)約13分/中(ダイヤル2)約30分/弱(ダイヤル1)約80分
標準付属品ダストバッグ、ノズル
メーカー希望小売価格¥12,500(税抜)
購入価格(2021年11月・本体のみ)¥8,650(ポイント約1,100円付与/実質 約¥7,550)

※スペックはマキタ公式 UB185D 製品ページ・取扱説明書(執筆時点)より。※作業量は参考値で、バッテリーの充電状態や作業条件により変わります。

メモ 洗車用途で効いてくるのは風速98m/sという数値です。海外のカーケア向けブロワーは風量の大きさで語られることが多いのですが、狭い隙間から水滴を押し出す作業では、ノズルから出る風の速度が結果を分けます。風量3.2m³/minは同じマキタ18VのMUB184D(13.0m³/min)と比べれば控えめですが、UB185DZは1.8kgの軽さと集じん機能を両立している点が違います。作業量の目安は3.0Ahバッテリー基準で、強で約13分というのはトリガーを引きっぱなしにした場合の数値です。私は6.0Ah(BL1860B)を使っているので、単純計算で倍近く動きます。洗車では隙間ごとに引いては離す使い方になり、全開まで引かない場面も多いため、洗車1台にかかる時間で見れば表記より余裕があります。
マキタ UB185DZ 本体背面全景

背面側

マキタ UB185DZ 製品ラベル部分(品番表記)

製品ラベル

03

特徴

UB185DZ の 4 つの特徴

UB185DZの特徴は、洗車に転用したときに意味を持つ4点に集約できます。

最大風速98m/s — 大風量モデルより速い風が出る
ノズルを装着した状態での最大風速は98m/s、平均でも81m/sです。この数値は、風量が6倍以上あるEGO POWER+ 765 CFM(約89m/s)を上回ります。風速があると、ドアミラーの付け根やエンブレムの縁のような、クロスの繊維が物理的に入らない部分の水滴を押し出せます。風量では上位機に譲りますが、風の速さそのものは弱くありません。
先端がゴム製 — ボディに当たっても傷のリスクが小さい
ノズルの先端がゴムです。洗車では隙間に近づけて当てるため、ノズルがボディに触れる場面が出てきますが、硬い樹脂や金属の先端と違い、当たった瞬間に傷が入るリスクが小さくなっています。ブロワー全般に共通する仕様かもしれませんが、塗装に近づける道具として当たり前に重要な点です。安心して寄せられるぶん、風速を活かした近距離での作業がしやすくなります。
1.8kgの軽量ボディ — 片手で車一周できる重さ
バッテリーを含めて1.8kgです。洗車の水切りでは、片手にブロワー、もう片手にクロスという持ち方になる場面が多く、この重量差がそのまま疲労に直結します。全長517mmとコンパクトなので、フェンダーアーチの内側やドアの隙間に先端を差し込む取り回しもしやすいです。大風量機を持った後だと、この軽さがUB185DZを手放さない理由のひとつになっています。
3段階ダイヤル+無段変速スイッチ — 弱風で砂を巻き上げない
本体側のダイヤルで最高回転を3段階に固定でき、そのうえでトリガーの引き加減で無段階に調整できます。洗車では常に全開が正解ではなく、足回りやアンダー部を吹くときに強すぎると、乾いた砂利や砂を塗装面に向けて飛ばしてしまいます。弱で当てて、必要な部位だけ強に切り替える使い方ができるのは実用上大きいです。
マキタ UB185DZ 持ち手・トリガー部分

グリップとダイヤルはこの位置

マキタ UB185DZ ノズル側全景

隙間に差し込むノズルはこの形状

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使い方

洗車での使い方 — 水切りの順番

ブロワーでの水切りは、上から下へ、奥から手前へ風を流し、水を車体の外に追い出す順番で進めます。水は上から下へ落ちるため、下から始めると必ず二度手間になります。隙間の処理も、その部位が属する工程の中で済ませます。

1
ルーフから風を当てる
最初にルーフに風を当て、水膜を四方の外側へ流します。ノズルは車体から15〜25cm、角度は塗装面に対して30〜45度が目安です。真上から垂直に当てると水が飛び散るだけで流れません。ここでルーフレールとルーフアンテナの根元、サンルーフの縁も同時に抜いておきます。撥水が効いた状態なら、UB185DZの風量でも面の水滴はおおよそ流れます。
2
ガラスとピラー、モールの縁を流す
フロント・リア・サイドガラスの水膜を、上端から下端へ流します。ガラスは面が広く平らなため、風が効率よく効く場所です。同じ工程でウェザーストリップとウィンドウモールの縁に沿って風を当て、ゴムの内側に入った水も押し出します。
3
ボディ上面を流す(ボンネット・トランク)
ボンネットとトランクを、中央から外側へ、奥から手前へ流します。エンブレムやワイパーの付け根はこの工程で処理します。エンブレムは文字の隙間に沿って風を通し、角度を変えて2〜3回当てます。ノズル先端がゴムなので、寄せて当てても傷のリスクは小さいです。
4
ボディ側面を上から下へ、開口部の内側まで抜く
フェンダー、ドア、クォーターパネルを、上から下へ流します。パネル1枚ずつ、風を一定方向に流し続けるのがコツです。行ったり来たりさせると水が留まり、面の途中に水滴が残ります。ドアミラーの付け根、ドアハンドルの裏、給油口はこの工程の中で抜きます。あわせてドアを開け、ドアパネルの内側とヒンジ部にも風を当てておきます。ここは走行中に水が垂れてボディに筋を作りやすい場所のため、給油口の内側と同じタイミングで処理すると効率的です。1.8kgの取り回しが効くのはこの工程です。
5
下部とホイールまわり
サイドスカート、バンパー下、グリル、フォグランプ周りの奥に移ります。最後にホイールへ入り、スポークの付け根、ナット穴、ホイールとタイヤの境目を、見る角度を変えながら抜きます。ここを先にやると、上から流れた水で結局やり直しになります。砂を巻き込む可能性があるので、ダイヤルは弱〜中で当てます。
6
残った水滴だけをクロスで吸う
全体を見回し、点で残っている水滴だけをドライングクロスで吸わせます。滑らせるのではなく、置いて持ち上げる動きにすると、クロスが塗装の上を移動する距離を最小化できます。
メモ エンブレムの奥やグリルの内側は、UB185DZの98m/sでも押し切れないことがあります。ここまで詰めたい場合は、風速200m/sのエアダスタ(AS180D)を足す方向になります。UB185DZで一周してから、残った箇所だけを潰す使い方です。なお、走行風で飛ばそうとして洗車後すぐ走り出す方法もありますが、隙間の水が乾く前に路面の汚れを拾います。ブロワーで水を抜いてから動かす方が結果は安定します。
注意 乾いた地面の上で使うと、砂埃を洗ったばかりの車体に吹き付けることになります。濡れた路面か、水を撒いた地面の上で作業するのが安全です。隙間に残った水滴をそのままにすると、乾いた後にウォータースポットやスケールとして残ります。ブロワーで水切りをする目的は時短だけではなく、この跡を作らないことにもあります。
05

使用感

実際の使用感 — 買った当時と、2台体制の今

UB185DZは1台で洗車の水切りを完結できるブロワーですが、大風量モデルと併用すると隙間担当として役割が固まりました。

買った当時:この1台で全体を飛ばすつもりだった

2021年11月に実質7,550円で導入した当時は、洗車用の大風量ブロワーという世界を知りませんでした。UB185DZ 1台で車全体の水滴を吹き飛ばすつもりで買っていて、実際にそれで足りていました。撥水が効いた状態のボディなら、風を当てれば水滴はおおよそ飛んでいきます。1台しか持っていない前提で言えば、UB185DZは洗車に使えるブロワーです。

撥水の状態で結果がかなり変わる

コーティングやワックスが効いていて水滴が玉になっている状態と、撥水が落ちて水が膜のように広がる状態では、同じ風を当てても結果が違います。玉になっていれば軽く当てるだけで転がって落ちますが、膜になっていると風で押し切れず、粘ってきます。UB185DZのような風量クラスでは、この差が大風量機より強く出ます。撥水が落ちてきたと感じるタイミングで作業時間が伸びるので、性能低下ではなくボディ側の状態を疑うほうが正確です。

大風量モデルを知った後:役割が分かれた

EGO POWER+ 765 CFM BLOWERを導入してからは、面はEGO、隙間はUB185DZという使い分けに落ち着きました。同じ作業をどちらでもできますが、広い面はEGOのほうが明らかに速く、一度に飛ばせる水の量も多いです。一方で、ドアミラーの付け根やエンブレムの縁に寄せて狙う作業は、1.8kgで取り回せるUB185DZのほうがやりやすく、大風量機に持ち替える理由がありません。結果として、どちらも手放さない形になっています。

ノズル先端がゴムであることの安心感

隙間の水切りでは、どうしてもノズルをボディに近づけます。先端がゴムなので、当たっても傷が入るリスクは小さいです。この一点があるかないかで、寄せる距離への遠慮が変わります。近づけられるほど風速を活かせるので、洗車では効いてくる仕様です。

トリガーを引き続ける必要がある

風を出している間はトリガーを引き続ける必要があり、ロックやクルーズコントロールがありません。車1台を一周するくらいなら問題になりませんが、断続的に引き直す動作が続くと指が地味に疲れます。強い負担ではないものの、面倒だと感じる場面はあります。上位のMUB184Dにはクルーズコントロールが付いているので、長時間連続で回す使い方が前提なら、この差は効いてきます。

音について

屋外での使用が前提なら問題ない範囲でした。ただし早朝や夜間の集合住宅駐車場では、強で回すと近隣に届く音量です。前モデルより静かになっているとはいえ、電動工具の音であることに変わりはありません。

バッテリーの持ち

公表値は3.0Ahバッテリーで強13分ですが、私は6.0Ah(BL1860B)を使っています。洗車ではトリガーを引きっぱなしにしないため、この数字ほど短くは感じず、洗車中にバッテリー切れで手が止まったことはありません。同じ18Vバッテリーをインパクトドライバーや掃除機と共用できるので、ブロワー専用にバッテリーを買い足す必要がないのは日本のユーザーにとって大きい部分です。

マキタ UB185DZとEGO POWER+ 765 CFMを並べた2台体制

手前がUB185DZ、奥がEGO POWER+ 765 CFM。サイズ差がそのまま役割の違い

Good Points
  • 最大風速98m/sは、風量6倍以上のEGO POWER+ 765 CFM(約89m/s)より速い
  • ノズル先端がゴムで、ボディに当たっても傷のリスクが小さい
  • 1.8kgで片手作業ができ、車1台を一周しても腕が疲れない
  • 撥水が効いていれば広い面の水滴もおおよそ飛ばせる
  • ドアミラー裏・エンブレム周りなど、クロスが入らない部分の水切りが得意
  • 18Vバッテリーを他のマキタ工具と共用でき、本体のみなら1万円を切る実売価格で導入できる
  • 無段変速で、砂を巻き上げたくない足回りは弱で当てられる
  • 集じん機能付きで洗車以外にも使える
Points to Note
  • 大風量モデルと比べると、広い面は時間がかかり、一度に飛ばせる水の量も少ない
  • 撥水が落ちた状態では水が膜になり、押し切るのに時間がかかる
  • 乾いた地面の上で使うと砂埃を車体に吹き付ける
  • 防水仕様ではないため、濡れた手や水滴のかかる環境での扱いには注意が必要
  • 強モードの連続使用時間は3.0Ahで約13分。長時間なら6.0Ah推奨
  • トリガーロック・クルーズコントロールがなく、連続使用では指が疲れる

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比較

上位機との比較 — MUB184D / EGO POWER+ 765 CFM

風量を求めるなら、バッテリーを変えずに済むマキタ MUB184D(18V・13.0m³/min)が最も現実的な上位機で、EGO POWER+ 765 CFMはさらにその先にある選択肢です。

同じマキタ18Vバッテリーで風量を上げるなら — MUB184D

UB185DZの風量に不足を感じた場合、最初に検討すべきはEGOではなくマキタ MUB184Dです。同じ18Vバッテリーがそのまま使えるため、追加投資が本体代だけで済みます。

項目マキタ UB185DZマキタ MUB184D
最大風量3.2 m³/min13.0 m³/min(約4倍)
バッテリー18V(共用可)18V(共用可)
質量(バッテリー込)1.8 kg2.8 kg
集じん機能あり(2L)なし(吹き飛ばし専用)
風量調整3段ダイヤル+無段変速クルーズコントロール+無段変速
本体価格(本体のみ)約8,800円約16,700円

MUB184Dは18Vクラスでは最大風量の部類で、バッテリーを買い足さずに風量を4倍にできます。ただし集じん機能がない吹き飛ばし専用機で、質量は1kg増えます。洗車の面を速く片付けたいがEGOのように専用バッテリーを増やしたくない、という場合はここが解になります。逆に、隙間の水切りと集じんを1台で兼ねたいならUB185DZのままです。

MUB184Dを見てみる

大風量の頂点 — EGO POWER+ 765 CFM BLOWER

項目マキタ UB185DZEGO POWER+ 765 CFM BLOWER
最大風量3.2 m³/min21.66 m³/min(765 CFM・ターボ)
通常風量0〜3.2 m³/min(無段変速+3段ダイヤル)7.4〜16.4 m³/min(260〜580 CFM・無段階ダイヤル)
最大風速98 m/s(ノズル付・最大)/81 m/s(平均)約89 m/s(200 MPH)
モーター直流マグネットモータブラシレスモーター
バッテリー18V(既存のマキタ工具と共用可)56V ARC Lithium(EGO専用・全シリーズ対応)
質量1.8 kg(バッテリー含む)4.28 kg(本体2.1kg+5.0Ahバッテリー2.18kg)
防水性能記載なしIPX4(耐候性)
付属ノズルノズル、ダストバッグテーパーノズル、スプレッドノズル
集じん機能あり(2L)なし
本体価格帯約8,800円(本体のみ)約45,000円(本体のみ・本国価格を日本円換算)
日本での入手性量販店・通販で容易取扱いが限られる
得意な作業隙間・段差・エンブレム裏の水切りボディ全面の水滴を短時間で飛ばす

風量で見ると約6.8倍の差があります。ただし最大風速は98m/s対約89m/sで、UB185DZのほうがわずかに上です。EGOが速いのは「一度に多くの水を動かせる」からで、風の速さそのものでは負けていません。この構造が、面はEGO・隙間はUB185DZという住み分けの理由になっています。

※CFMとm³/minの換算は風量計算ツールで確認できます。

どれを選ぶべきか
  • すでにマキタ18Vバッテリーを持っていて、まず1台試したい → UB185DZ
  • 軽さ・取り回しを優先し、隙間の水切りを丁寧にやりたい → UB185DZ
  • 洗車以外(庭掃除・現場清掃・集じん)にも使いたい → UB185DZ(集じん機能付き)
  • 予算を1万円以内に抑えたい → UB185DZ
  • バッテリーは18Vのまま、風量だけ上げたい → MUB184D(13.0m³/min)
  • 専用バッテリーを増やしてでも面を一気に片付けたい → EGO POWER+ 765 CFM

個人的な意見

私はUB185DZを先に買い、後からEGOを追加しました。順番が逆だったとしても、UB185DZは買っていたと思います。大風量機は面を片付ける速度が段違いですが、総重量4.28kgのEGOをドアミラーの付け根に寄せて構える作業は、1.8kgのUB185DZと同じようにはいきません。結局は隙間を狙う軽い1台が要ります。2台体制になった今も、UB185DZの出番は減っていません。なお、EGOを知る前の自分に選択肢を渡せるなら、MUB184Dを勧めます。18Vバッテリーのまま風量が4倍になるので、「1台で全体を飛ばす」という当時の目的にはこちらのほうが近かったはずです。それでも隙間用にUB185DZは残していたと思います。

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よくある質問

Frequently Asked Questions
マキタ UB185DZは洗車の水切りに使えますか?
はい、使えます。最大風速98m/sは大風量モデルより速く、撥水が効いた状態のボディなら広い面の水滴もおおよそ飛ばせます。ドアミラー裏やエンブレム周りといった、クロスが入らない部分の水切りは特に得意です。風量3.2m³/minは上位機に譲るため同じ作業に時間はかかりますが、1.8kgの軽さと1万円を切る実売価格を含めて、1台目としては十分に成立します。
バッテリーは何Ahを選べばいいですか?
洗車だけなら3.0Ah(BL1830B)でも足りますが、6.0Ah(BL1860B)を推奨します。メーカー公表の作業量目安は3.0Ah使用時で強が約13分(連続運転)です。洗車では断続的な使用になるため実際はもっと長く使えますが、複数台を続けて作業する場合や庭掃除と兼用する場合は容量に余裕があるほうが安心です。同じ18Vバッテリーはマキタの充電式掃除機とも共用できるため、洗車まわりで揃えると1本を使い回せます。
塗装にダメージはありませんか?
風そのもので塗装が傷むことはありません。ノズル先端もゴムなので、ボディに当たった場合の傷リスクは小さいです。注意すべきは風が巻き上げる砂で、乾いた地面の上で使うと砂埃を洗ったばかりの車体に吹き付けることになります。濡れた路面で作業し、足回りは風量を落として当てるのが安全です。
UB185DZとエアダスタ(AS180D)はどちらが洗車向きですか?
用途が違うので、洗車全体の水切りを1台でまかなうならUB185DZです。AS180Dは風量1.1m³/minと少ない代わりに最大風速200m/sで、細いノズルから狭い範囲に風を集中させる工具です。UB185DZの98m/sの約2倍の風速があるので、エンブレムの奥、グリルの内側、ルーフレールの隙間、ドアミラーの可動部といった、ブロワーでは水を押し切れない部分に効きます。順序としては、UB185DZで車一周の水切りを済ませ、それでも残る細部だけAS180Dで潰すのが効率的です。ただしAS180Dは本体のみで¥17,200前後とUB185DZの2倍近い価格なので、まずUB185DZから入って、不足を感じたら足すのが現実的だと思います。8種類のアタッチメントが付属するため、車内の送風口やシート隙間の清掃にも転用できます。

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UB185DZと大風量モデル、どちらを買うべきですか?
1台目でマキタ18Vバッテリーを持っているならUB185DZから入るのが無難です。実際に私はUB185DZを先に買い、後からEGO POWER+ 765 CFMを追加して2台体制になりましたが、UB185DZの出番は減っていません。面を短時間で片付けたいなら大風量モデル、隙間を狙う軽さならUB185DZという役割分担になります。
ノズルは交換したほうがいいですか?
いいえ、洗車用途なら純正ノズルのままで足ります。私は2021年の購入から一度も交換せず純正のまま使っていますが、隙間の水切りで不足を感じたことはありません。他社製の短いノズルを流用しているユーザーもいるようですが、ノズル接続部の形状は世代で変わっているため、純正以外の組み合わせは自己責任になります。
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評価スコア

Rating Score / 4 Items / 10 Points

洗車用途に限定した評価です。庭掃除・現場清掃としての評価とは分けています。

水切り性能(隙間)
9.0/ 10
最大風速98m/sと、寄せて当てられるゴム製ノズル先端の組み合わせで、ドアミラー裏・エンブレム周り・給油口といった部位はよく飛びます。大風量機に持ち替えたくならない領域です。エンブレムの奥やグリルの内側といったさらに細かい部分は、エアダスタの領域になります。
水切り性能(広い面)
6.5/ 10
撥水が効いていればおおよそ飛ばせますが、大風量モデルと比べると時間がかかり、一度に動かせる水の量も少ないです。撥水が落ちて水が膜になった状態ではさらに粘ります。同じマキタ18VでもMUB184D(13.0m³/min)なら風量は4倍あるため、面を優先するなら選択肢が変わります。
取り回し
9.5/ 10
1.8kgで片手作業ができ、全長517mmと短いのでフェンダー内やドア隙間にも入ります。洗車一周で腕が疲れることはありません。大風量機を持った後でもこの軽さは代えがききません。
コスパ
9.5/ 10
2021年11月に本体のみ8,650円(ポイント込みで実質7,550円)で購入し、4年以上経った今も現役です。18Vバッテリーを既に持っているなら追加投資はこれだけで、洗車以外にも集じん機として使えます。大風量機を追加した後も出番が減っていないことを含めると、この価格は十分に回収できています。
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まとめ・総評

Summary & Verdict

UB185DZは、洗車用ブロワーの1台目として十分に成立し、大風量モデルを追加した後も隙間担当として残り続ける一台です。

UB185DZ 総評
良い点
  • ▸ 最大風速98m/sは、風量6倍以上のEGO POWER+ 765 CFM(約89m/s)より速い
  • ▸ 18V・1.8kg・集じん機能付きという枠での完成度
  • ▸ ノズル先端がゴムで、ボディに当たっても傷のリスクが小さい
  • ▸ 撥水が効いていれば広い面の水滴もおおよそ飛ばせる
  • ▸ ドアミラー裏・エンブレム周りなど、クロスが入らない部分の水切りが得意
  • ▸ 1.8kgで片手作業ができ、車1台を一周しても疲れない
  • ▸ 18Vバッテリーを他のマキタ工具と共用できる
  • ▸ 3段階ダイヤル+無段変速で、砂を巻き上げたくない部位は弱で当てられる
  • ▸ 本体のみ実売8千円台という導入コスト(2021年11月購入時 8,650円)
  • ▸ 4年以上使って不具合なし
  • ▸ 集じん機能付きで洗車以外にも使える
気になる点
  • ▸ 大風量モデルと比べると、広い面は時間がかかる
  • ▸ 撥水が落ちた状態では水が膜になり、押し切るのに時間がかかる
  • ▸ 乾いた地面での使用は砂を巻き上げる
  • ▸ 防水仕様ではない
  • ▸ 強モードの連続使用時間は3.0Ahで約13分
  • ▸ トリガーロックがなく、連続使用では指が疲れる
こんな方に向いている
  • · すでにマキタ18Vバッテリーを持っている
  • · 洗車用ブロワーの1台目を探している
  • · 拭き取り後に隙間から垂れてくる水跡をなくしたい
  • · 大風量モデルと併用する軽い1台が欲しい
  • · 洗車以外(庭掃除・現場清掃)にも使いたい
  • · 軽さと取り回しを優先したい
こんな方には向いていない
  • · 洗車の面をとにかく短時間で片付けたい(→ MUB184D / EGO POWER+ 765 CFM)
  • · 撥水が落ちた状態の車を風だけで乾かしたい(→ 大風量モデル)
  • · エンブレムの奥やグリル内といった細部まで風で詰めたい(→ AS180D)
  • · マキタバッテリーを持っておらず、洗車だけのために一式を揃える予定
  • · 大型車で作業面積が広く、1台で完結させたい

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