Parts Review

Garage Therapy  /ONE: Car Shampoo V2 レビュー

公開日: 2026.05.18 更新日: 2026.05.18
Garage Therapy /ONE: Car Shampoo V2
Parts Review — Car Shampoo
Garage Therapy  /ONE: Car Shampoo V2  レビュー
pHニュートラル×高濃縮処方のメンテナンスシャンプー。コーティング施工車の日常洗車に使えるか実際に試した。
Garage Therapy イギリス製 pH ニュートラル 高濃縮処方 コーティング対応
01
製品概要
Product Overview

Garage Therapy /ONE: Car Shampoo は、ワックス・コーティングに対応したpHニュートラル処方の高濃縮カーシャンプーです。イギリスのディテーリングブランド、Garage Therapy(ガレージセラピー)は、ケミカルラインを用途別に /ZERO(除染・クリーニング)、/ONE(メンテナンス)、/TWO(プロテクション)、/THREE(コーティング)の4カテゴリで展開しており、/ONE: Car Shampoo はメンテナンスラインの主力製品にあたります。同じ /ONE ラインからはホイール専用シャンプーも展開されています。

このレビューでは V2 を使用しています。V2 は初代より33%高濃縮化されたバージョンで、洗浄力・潤滑性・温度安定性が改善されています。自身のヤフオク出品で Garage Therapy 製品を取り扱っているものの、自分自身が使ったことがなかったため、今回実際に購入して試してみました。

Garage Therapy /ONE: Car Shampoo V2 ボトル外観
このレビューのポイント バランス型シャンプーとして評価の高い Auto Finesse Lather と使用感を比較しながらレポートします。同系統のpHニュートラルシャンプーで迷っている方にも参考にしてください。

Garage Therapy / ONE: Car Shampoo V3

02
製品スペック
Specifications

/ONE: Car Shampoo V2 は、初代より33%高濃縮化されたpHニュートラルのメンテナンス向けカーシャンプーです。

/ONE: Car Shampoo V2 — Spec
ブランドGarage Therapy(イギリス)
製品名/ONE: Car Shampoo V2
内容量1L
pHニュートラル
処方高濃縮(V1比 33% 高濃縮化)
標準希釈量20ml / 4〜5ガロン(約15〜19L)
汚れがひどい場合30ml
対応コーティングワックス・シーラント・セラミックコーティング
国内流通版V3(参考)
本国最新版V4(参考)
バージョンについて このレビューで使用したのは V2 です。現在、国内で流通しているのは V3 が中心で、本国(英国)での現行は V4 となっています。V4 では標準希釈量が 10〜15ml まで引き下げられており、バージョンが上がるほど少量で同等のパフォーマンスを発揮できます。水の硬度によっても泡立ちや洗浄力が変わるため、まず標準量からスタートして調整するのがおすすめです。
03
特徴
Key Features

/ONE: Car Shampoo の最大の強みは、pHニュートラル処方・高濃縮フォーミュラ・洗車中のパフォーマンス維持という3つの特徴にあります。

01 — pHニュートラル処方 / ワックス・コーティングを傷めない安全性

界面活性剤・乳化剤・潤滑剤をバランスよく配合しながら、pHをニュートラルに保つ処方です。強アルカリ性や強酸性のシャンプーは汚れ落ちが良い反面、施工済みのワックスやセラミックコーティングを劣化させるリスクがあります。/ONE: Car Shampoo はその課題を処方レベルで解決しており、コーティング施工車の日常洗車に安心して使用できます。

02 — 高濃縮フォーミュラ / 少量で豊かな泡立ちと潤滑性を実現

V2 は初代比33%高濃縮化されており、20mlを4〜5ガロンのバケツに希釈するだけで十分な泡立ちと潤滑性が得られます。潤滑性は洗車傷(スワールマーク)を防ぐうえで重要な要素で、シャンプーとボディの間にクッションとなる膜を形成することでミットの滑りを良くします。1Lでも使用量が少ないため、コスト面でも有利です。

03 — 洗車中のパフォーマンス維持 / 最後のパネルまで性能が落ちない

/ONE: Car Shampoo の特筆すべき点は、洗車開始から終了まで泡立ちと潤滑性を安定して維持できることです。多くのシャンプーは洗車が長引くと泡が消え、後半のパネルで潤滑性が不足しがちになります。特に車両サイズが大きいケースや、1パネルずつ丁寧に進めるスタイルの洗車に有利な性質です。

04
使い方
How to Use

/ONE: Car Shampoo V2 の基本的な使い方は、標準希釈量20mlをバケツに溶かし、上から下へミットで洗う4ステップです。

STEP 1 — 希釈する

バケツ(4〜5ガロン / 約15〜19L)に水を入れ、/ONE: Car Shampoo V2 を 20ml 希釈します。汚れがひどい場合は 30ml に増量します。ホーススプレーで勢いよく攪拌すると豊かな泡が立ちやすいです。

STEP 2 — プレリンス

洗車前に車全体を水で流し、浮いた砂・泥を落とします。これによりミットへの粒子付着を減らし、スクラッチリスクを下げられます。

STEP 3 — ミットで洗う

ウォッシュミットを使い、ルーフなど上部から洗い始め、最も汚れたサイドシル・下部を最後に洗います。1パネルずつ直線的に作業するとスワールマークを防ぎやすいです。ウォッシュバケツとリンスバケツを使う2バケット法を推奨します。

STEP 4 — しっかりすすぐ

上から下へ丁寧にすすぎます。/ONE: Car Shampoo はすすぎやすい処方のため残留リスクは低いです。

Memo フォームランスを使用する場合は、5〜10ml 程度に希釈量を抑えるとランス散布に適した濃度になります。フォームランスで先に塗布し、その後バケツ洗いを組み合わせると潤滑性をさらに高めた二段階洗車が可能です。
05
使用感
Hands-on Review

/ONE: Car Shampoo V2 は、洗車中の泡立ち・潤滑性が安定しており、コーティング施工車のメンテナンスウォッシュに適した実用的なシャンプーです。

希釈率と泡立ちのバランス

標準の20mlで試したところ、最初は少し薄めに感じました。数ml追加したところ、泡立ち・潤滑性ともちょうど良い状態になりました。水の硬度や温度によって最適量は変わるため、まず20mlから試して自分の環境に合わせて調整するのが良いです。個人的には25ml前後が使いやすかったです。

潤滑性と香り

泡立ちは良好で、洗車中のミットの滑りがスムーズでした。潤滑性を重視する立場として十分な水準です。香りは甘さを抑えた落ち着いたトーンで、長時間の洗車でも不快感がありません。派手さよりも上品さを感じる香りです。

Auto Finesse Lather との比較

使用感は Auto Finesse Lather に近く、バランスの取れた万能型シャンプーという印象です。どちらもpHニュートラルのメンテナンス系シャンプーとして信頼できる仕上がりで、極端な差異はありません。Garage Therapy 製品をほかにも使っているなら /ONE: Car Shampoo でラインを統一するのが自然な選択です。

Garage Therapy /ONE: Car Shampoo V2 泡立ち・使用シーン
Good Points
  • pHニュートラルでコーティング・ワックス施工車に安心して使える
  • 高濃縮処方で1Lでもかなり長持ちする
  • 洗車中に泡立ち・潤滑性が落ちにくく最後まで安定
  • すすぎやすく残留リスクが低い
  • バケツ洗い・フォームランス両対応
Points to Note
  • 最適希釈量は水質・汚れ具合によって要調整
  • 香りの好みは分かれる(甘い香りが好きな方には物足りないかも)
  • 国内の流通量がまだ少なく入手性がやや限られる
06
よくある質問
Frequently Asked Questions
Garage Therapy /ONE: Car Shampoo はコーティング施工車に使えますか?
はい、使えます。pHニュートラル処方のため、ガラスコーティング・セラミックコーティング・ワックス・シーラント施工済みの車に安全に使用できます。強アルカリ性シャンプーのようにコーティングを劣化させるリスクがありません。
フォームランスで使用できますか?
はい、対応しています。フォームランスで使用する場合は通常より薄めに調整するのが基本で、5〜10ml程度からスタートするのがおすすめです。機種によって最適な濃度が異なるため、試しながら調整してください。
国内で購入できますか?V3 と V4 の違いは何ですか?
はい、国内ではV3が流通しています。本国(英国)での現行はV4で、V3比で10%高濃縮化・洗浄力向上・潤滑性向上・新しい香りへの変更が加えられています。基本コンセプト(pHニュートラル・高濃縮・コーティング対応)はどのバージョンも共通です。
Auto Finesse Lather とどちらがおすすめですか?
どちらも使用感が近く、pHニュートラルのバランス型シャンプーとして信頼できます。Garage Therapy 製品をほかにも使っているなら /ONE: Car Shampoo でブランドを統一するのが自然です。Auto Finesse を中心に揃えているなら Lather のままで問題ありません。
希釈量の目安を教えてください。水の硬度によって変わりますか?
はい、水の硬度によって最適な希釈量は変わります。4〜5ガロン(約15〜19L)のバケツに20mlを標準としてスタートし、泡立ちが物足りない場合は25〜30mlに増量するのがおすすめです。高濃縮処方のため少量でも十分な性能が出ます。
07
評価スコア
Rating Score / 4 Items / 10 Points

/ONE: Car Shampoo V2 の総合評価は、洗浄力・潤滑性・汎用性・コスパの4項目でいずれも8点以上の高水準です。

洗浄力
8.5/ 10
pHニュートラルという制約の中で、日常的なメンテナンスウォッシュとして十分な洗浄力を発揮します。重度の汚れには /ZERO ラインの除染製品との組み合わせが前提になりますが、通常の走行汚れはしっかり落ちます。
潤滑性
9.0/ 10
洗車傷を防ぐうえで最も重要な潤滑性は高水準です。洗車の中盤以降も性能を維持できる点が実用上の強みで、大きな車や丁寧なパネル別洗いを行う場合に特に有利です。
汎用性
8.8/ 10
バケツ洗い・フォームランスどちらにも対応し、コーティング種別を問わず使えます。1Lの高濃縮処方で経済性も良く、メインシャンプーとして日常使いしやすいです。
コスパ
8.0/ 10
1Lあたりの単価はプレミアムシャンプーとして標準的な価格帯です。使用量が少ない分トータルの使用コストは抑えられます。国内入手性の課題はありますが、製品クオリティはコストに見合っています。
08
まとめ・総評
Summary & Verdict

/ONE: Car Shampoo V2 はコーティング対応のpHニュートラル処方で潤滑性が高く、コーティング施工車を日常的にメンテナンスウォッシュしたい方に向いているシャンプーです。

/ONE: Car Shampoo V2 総評
良い点
  • ▸ pHニュートラル処方でコーティング・ワックスを傷めない
  • ▸ 高濃縮処方で少量から豊かな泡立ちと潤滑性を発揮
  • ▸ 洗車中に性能が落ちにくく最後のパネルまで安定
  • ▸ すすぎやすく残留リスクが低い
  • ▸ バケツ洗い・フォームランス両対応
気になる点
  • ▸ 最適希釈量は水質・汚れ具合によって調整が必要
  • ▸ 国内の流通量がまだ少なく入手性に課題がある
  • ▸ 香りの好みは分かれる
こんな方に向いている
  • · コーティング施工車を定期的にメンテナンス洗車したい方
  • · 潤滑性を重視してスワールマークを防ぎたい方
  • · フォームランスとバケツ洗いを使い分けたい方
  • · Garage Therapy 製品でケミカルラインを統一したい方
こんな方には向いていない
  • · 近くのカーショップでいつでも手軽に買いたい方
  • · 甘い強めの香りのシャンプーを好む方
  • · 重度の汚れをシャンプー一本で一気に落としたい方

Garage Therapy / ONE: Car Shampoo V3

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