Labocosmetica NITIDO レビュー|
ラボコスメティカ ニチドは垂れにくく拭きスジが残りにくい
Labocosmetica(ラボコスメティカ)のガラスクリーナー NITIDO(ニチド)は、垂直に近いサイドガラスに吹き付けても液だれしにくく、アルコール臭が気にならないのに拭きスジが残りにくい製品でした。私は2023年12月に購入し、ガラスにもコーティングを施工した車の外窓で、洗車後の仕上げと日常の拭き掃除に使いました。
メーカーのSDS(安全データシート)では、ニチドはpH8の中性で、20°Cの動粘度は10mm²/sと水の約10倍です。この粘度が、ガラスに留まる理由です。一方で、油膜やウロコを落とす製品ではなく、メーカーの希釈倍率の記載もありません。購入前に、使う目的が合っているかを確かめておくと失敗しません。
- ニチドのpH8・粘度・アルコールの量をSDSで確かめた結果
- 運転席の垂直に近いサイドガラスで確かめた液だれの少なさ
- ガラスコーティング施工車でニチドを使ったときの撥水の変化
- ガラスクリーナー選びでニチドが向いている人と向かない人
ラボコスメティカ ニチドとは|高粘度
Labocosmetica(ラボコスメティカ)の NITIDO(ニティド/ニチド)は、pH8・原液使用のガラスクリーナーで、水の約10倍の粘度でガラス面に留まりやすいのが特徴です。
イタリアのメーカー、MA-FRA(マフラ)が1965年に創業し、2016年にプロ向けブランドとして立ち上げたのが Labocosmetica です。NITIDO は、同ブランドのガラス用製品のうち日常の清掃と仕上げを担当する製品です。油膜・ウロコの下地処理には研磨剤の VITREO(ビトレオ)、撥水には AQUAVÈLOX(アクアヴェロックス)と、用途を分けています。

洗車後の仕上げに使うニチドとガラス用クロス
私は2023年12月に海外販売店で購入しました。初めて使ったのは2023年12月のラボコスメティカでのフルウォッシュです。2026年11月時点では、国内の販売店・Amazon・楽天でも購入できます。
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ニチドのスペック|pH8の中性
ニチドは、pH8(中性)・動粘度10mm²/s・容量500mLで、イソプロピルアルコールを5〜10%含む原液使用のガラスクリーナーです。
| Labocosmetica NITIDO — Spec | |
|---|---|
| メーカー | MA-FRA S.p.A.(イタリア) |
| 品番 | LAB122 |
| 容量 | 500mL(スプレートリガー付属) |
| pH | 8(20°C・原液・中性) |
| 動粘度 | 10mm²/s(20°C) |
| 主な成分 | イソプロピルアルコール 5〜10% 1-メトキシ-2-プロパノール 3〜5% 非イオン界面活性剤・香料 5%未満 |
| 希釈 | 原液で使用(希釈倍率の記載なし) |
| 使用できる面 | すべてのガラス(スモークガラスを含む) |
| アンモニア | 不使用 |
| 直射日光下 での使用 | 可 |
| 引火点 | 44°C |
※スペックは MA-FRA 公式SDS(2023年9月8日版)・Labocosmetica 公式製品ページ・メーカー製品カタログより

ボトル裏面には成分と使い方の表示がある
SDSは熱から保護するよう求めています。引火点は44°Cです。
希釈しない使い方|クロス2面で仕上げる
ニチドは希釈せず原液をガラスに直接吹き付け、クロスで拭き取ったあと、クロスの乾いた別の面で仕上げ拭きするのがメーカーの使い方です。
- VITREO:固着した油膜・ウロコを落とす下地処理
- AQUAVÈLOX:ガラスの撥水コーティング
- NITIDO:日常の汚れ落としと仕上げ
国内販売店の説明です。メーカーが全車に指定する手順ではありません。
固着した汚れは、ニチドの前に専用の製品で落としておきます。ガラスのウロコ(シリカスケール)は研磨が基本で、同じ Labocosmetica には研磨剤の VITREO があります。白い水垢(ミネラルの付着)なら、弱酸性の SIDERO(シデロ)でも落とせます。
ニチドを実際に使って分かったこと
ニチドを外窓に使って分かったのは、垂直に近いサイドガラスでも液だれしにくく、アルコール臭が気にならないのに拭きスジが残りにくいことです。
サイドガラスで分かる液だれの少なさ
運転席や助手席の窓のように垂直に近いガラスでは、一般的なガラスクリーナーは吹き付けるとすぐに垂れてしまいます。ニチドは垂れが少なく、拭き取るまでガラス面に留まりました。ただし「ジェル」というほどの粘度ではなく、水と比べると粘度があると感じる程度です。

垂直に近い運転席の窓でも吹き付けた液が留まる
アルコール臭が気にならないのに拭きスジが残りにくい
拭きスジの出ないガラスクリーナーの多くは、アルコールが多く、使うとアルコール臭がします(私の経験)。ニチドはSDSでイソプロピルアルコールを5〜10%含みますが、アルコール臭は気になりませんでした。それでも拭きスジ・拭きムラはかなり出にくく、香りも良いと感じました。
ガラスコーティングの撥水は変わらなかった
私の車は、Adam's Polishes(アダムスポリッシュ)の Graphene Ceramic Spray Coating Advanced をボディとガラスに施工しています。ニチドで拭いたあとも、撥水の感覚は変わりませんでした。メーカーも既存のガラス保護剤を変質させないと説明しています。
付属トリガーは噴射パターンを変えられる
付属のスプレートリガーは、先端を回して噴射パターンを変えられるので、好みの吹き付け方ができます。付属品のトリガーとしては質の高い方だと感じました。国内の販売店はチャイルドロック付きのキャップを案内していますが、私が2023年12月に海外販売店で購入したボトルには付いていませんでした。
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よくある質問
ラボコスメティカ ニチドは、洗車後の外窓をスジなく仕上げるためのガラスクリーナーで、原液のまま使います。
ニチドは希釈して使える?
ニチドで油膜は取れる?
ニチドはガラスコーティングの撥水を落とす?
ニチドは内窓にも使える?
ニチドはどこで買える?
ニチドの評価スコア|4項目採点
ラボコスメティカ ニチドの評価は4項目平均8.6点で、拭きスジの少なさと液だれのしにくさが高く、洗浄力は軽い汚れ向けです。
ニチドは買う価値があるか|まとめ
ラボコスメティカ ニチドは、洗車後の外窓をスジなく仕上げたい人には買う価値のあるガラスクリーナーで、油膜やウロコを落とす目的には向きません。
- ▸ 垂直に近いサイドガラスでも液だれしにくい
- ▸ アルコール臭が気にならず、拭きスジ・拭きムラが残りにくい
- ▸ ガラスに施工したコーティングの撥水が変わらなかった
- ▸ 付属トリガーの先端で噴射パターンを変えられる
- ▸ 「ジェル」というほどの粘度ではなく、水より粘度の高い液体
- ▸ 固着した油膜・ウロコは落とせない
- ▸ 国内では取り扱いを終えた店舗もあり、時期によって買いにくい
- ▸ シリコーン系の撥水剤で撥水が弱まったという口コミがある
- · 洗車後の仕上げで外窓をスジなく拭きたい方
- · アルコール臭の強いガラスクリーナーが苦手な方
- · サイドガラスでクリーナーが垂れるのに困っている方
- · ガラスコーティング施工車を日常的に拭きたい方
- · 油膜やウロコをガラスクリーナー1本で落としたい方
- · 希釈して安く使いたい方
- · 強い汚れまで落とせる洗浄力を求める方
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