ケルヒャーをワンタッチカプラー化する方法|
MTM Hydro対応・3/8規格への変換手順を全解説
MTM Hydro対応・3/8規格への変換手順を全解説。本体側・ホース側それぞれの必要パーツと作業手順を実体験をもとに紹介。
高圧洗浄機を使った洗車を続けていると、ホースやフォームランスのたびに工具でネジを回して脱着する手間がどうしても気になってきます。そこで今回は、私が実際にケルヒャーK3のクイックコネクトを海外規格(3/8インチ)のワンタッチカプラーに変換した方法をご紹介します。
ワンタッチ化から1年以上が経過した現在も快適に使用中。フォームランス・ガンの付け替えが劇的に楽になり、洗車の準備・片付け時間が大幅に短縮できています。
ケルヒャーの純正クイックコネクトは国内規格のM22ネジを採用しています。一方、MTM HydroやMosmaticなどの海外製ガン・ホースは3/8インチ(NPT規格)のクイックカプラーが標準です。この2つの規格を変換することで、ワンタッチ脱着が可能になります。
- 高圧洗浄機:ケルヒャー K3国内で広く普及しているモデル。クイックコネクト(M22)標準搭載。
- ホース(当初):トータルメンテ製 ケルヒャークイックコネクト付き国内で入手しやすいケルヒャー対応ホース。後にMTM Hydro製へ交換。
- ガン:MTM Hydro ACQUALINE SGS35 SPRAY GUN W/ SS QC'Sインレット・アウトレット・内部構造がすべてステンレス製の高品質ガン。
K3本体側の変換はパーツ1点追加するだけのシンプルな作業です。
交換前:クイックコネクト・M22変換アダプター+ねじれ防止カップリング構成
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1MTM Hydro M22F 14MM TWIST COUPLER × 3/8 S.S. QC PLUG ケルヒャーのM22メスネジに直接ねじ込む変換アダプター。先端が3/8インチ(NPT)のクイックカプラーになっており、これ1点でワンタッチ化が完了します。ステンレス製で耐久性も十分。
交換後:MTM Hydro Twist Couplerを装着しすっきりシンプルな構成に
本体側パーツ
国内規格のホースを海外規格(3/8 NPT)のクイックカプラーに変換するには、規格変換を2段階で行う必要があります。それぞれのパーツの役割を理解しておくと後々の整備にも役立ちます。
トータルメンテ製ホース。まずクイックコネクトを取り外す
スパナ・モンキーを使えば比較的簡単に取り外せる
取り外したパーツに錆が発生していた。使用前に錆除去を実施
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1丸ソケット 1/4 × 3/8 継手 ホース側のネジ径が1/4インチ(国内規格PT)のため、まず3/8インチへ径を変換します。このパーツがないと後続の変換ができません。
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2ステンレス製 変換内外ソケット 外PT3/8 × 内NPT3/8 ①で変換した国内規格(PT/Rネジ)を、海外規格(NPTネジ)に変換します。同じ「3/8」でも国内・海外でネジ山の規格が異なるため、この変換が必要です。ステンレス製を選ぶと錆のリスクを排除できます。
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3MTM Hydro STAINLESS STEEL QC COUPLER 3/8" MPT ②のNPT3/8オスネジに接続するMTM Hydro製ステンレスクイックカプラー。これでホース側もワンタッチ脱着が可能になります。
ホース側のカプラー化完成。1→2→3の順番で接続
ホース側 必要パーツ3点
MTM Hydro ACQUALINE SGS35 SPRAY GUN W/ SS QC'S
使用しているガンはMTM Hydro ACQUALINE SGS35 SPRAY GUN W/ SS QC'Sです。インレット・アウトレット・内部構造がすべてステンレス製で、耐久性・耐腐食性に優れた高品質モデルです。
インレット側は3/8インチ(海外規格)。ワンタッチカプラーがそのまま接続できる
使用ガン
ワンタッチ化後、ホースもMTM Hydro製の50' Kobrajet Pressure Washer Hose(グレー)に交換しました。ホース両端に3/8カプラーが取り付け済みの状態で購入できます。
MTM Hydro 50' Kobrajet Pressure Washer Hose Gray
ホース両端に3/8クイックカプラーが装着済み。変換アダプター不要でそのまま接続できる
MTM Hydro 高圧ホース
本記事で紹介したパーツを一覧にまとめます。最初からMTM Hydro製ホースを使う場合はパーツ1〜3が不要になります。
| 場所 | パーツ名 | 役割 | ステンレス推奨 |
|---|---|---|---|
| 本体側 | MTM Hydro M22F Twist Coupler × 3/8 SS QC | M22→3/8 QCに変換 | SS製 |
| ホース側1 | 丸ソケット 1/4 × 3/8 継手 | 1/4→3/8(国内PT)に変換 | 推奨 |
| ホース側2 | 変換内外ソケット 外PT3/8 × 内NPT3/8 | 国内PT→海外NPTに変換 | SS製推奨 |
| ホース側3 | MTM Hydro SS QC Coupler 3/8" MPT | 3/8 NPT→ワンタッチQCに変換 | SS製 |
→ 本体側のTwist Coupler 1点のみで完結。ホース側3点のパーツは不要です。
既存の国内規格ホースを流用する場合:
→ 本体側1点+ホース側3点の計4点が必要です。
ケルヒャーK3以外の機種でも同じ方法で対応できますか?
K2・K4・K5などM22規格のクイックコネクトを採用している機種であれば、基本的に同じ方法で対応可能です。ただし機種によってM22の規格(オス・メス)が異なる場合があるため、購入前にご自身の機種のネジ規格をご確認ください。
ねじ込み時にシールテープは必要ですか?
テーパーネジ(PT/NPT)同士の接続では水漏れ防止のためシールテープを巻くことをおすすめします。特に国内→海外規格変換部分は念入りに。ただしMTM Hydro製のクイックカプラーはOリング密封のため、そちら側はシールテープ不要です。
MTM Hydroのパーツは国内で購入できますか?
一部はAmazon・楽天でも取り扱いがあります。当サイト管理人がヤフオクにて個人輸入品を出品していることもありますので、お気軽にご確認ください。
フォームランスもワンタッチ化できますか?
はい。MTM Hydro PF22.2フォームキャノンなど、3/8規格のクイックカプラーを持つフォームランスであれば、このワンタッチ化構成でそのまま脱着できます。洗車のプレウォッシュ→本洗いの切り替えが劇的に楽になります。
ステンレス製パーツにこだわる理由は何ですか?
鉄製パーツが錆びると、その錆が水流に乗ってガン・ノズルまで流れ込み詰まりの原因になります。高圧洗浄機は常に水を扱うため、接触部品は可能な限りステンレス製を選ぶことで長期的なトラブルを防げます。