EGO POWER+ 765 CFM BLOWER+EGO AST2000 Short Nozzle(ブロワー)

アメリカのメーカー、EGOのブロワーです。
1年程前から購入を検討していましたが、サイズが大きく収納場所に困るので購入を躊躇していました。
ですが、気が変わり収納問題は後回しにし、思い切って購入しました。

EGOというメーカーですが、アメリカでコードレスツールを販売しており、ブロワーの他に芝刈り機や草刈り機・除雪機など様々なラインナップがあります。
アメリカではメジャーなメーカーです。

購入したもの

本体パッケージ

本体

純正付属品

別売りで購入したEGO AST2000 Short Nozzle(ノズル・写真右)
Blowerband - Green(ノズルの先端に取り付ける傷防止バンド・写真左)
TurboClip(ブロワーのターボボタンを押したまま固定する部品・写真中央)です。

全て装着した状態

本体付属の5.0Ahバッテリーと充電器

今回購入したものは以上です。

ブロワーの選定

選定基準としたのは「風量」
EGOのブロワーは現在、7種類のラインナップがあります。
私が購入したPOWER+ 765 CFM BLOWERはその中で最上位モデル。
ラインナップは以下の通り。

・POWER+ 765 CFM BLOWER
・POWER+ 670 CFM BLOWER
・POWER+ 650 CFM BLOWER
・POWER+ 615 CFM BLOWER
・POWER+ 580 CFM BLOWER
・POWER+ 530 CFM BLOWER
・POWER+ 480 CFM BLOWER

どういった違いがあるかと言うと、商品名の3ケタの数字です。
これは最大風量を示しています。
CFMというのは、「立方フィート毎分」の事です。
アメリカなので、「フィート」です。
これを「立方メートル毎分(㎥/min)」に変換します。

・POWER+ 765 CFM BLOWER → 21.66 ㎥/min
・POWER+ 670 CFM BLOWER → 18.97 ㎥/min
・POWER+ 650 CFM BLOWER → 18.41 ㎥/min
・POWER+ 615 CFM BLOWER → 17.41 ㎥/min
・POWER+ 580 CFM BLOWER → 16.42 ㎥/min
・POWER+ 530 CFM BLOWER → 15.01 ㎥/min
・POWER+ 480 CFM BLOWER → 13.59 ㎥/min
※小数点第三位を四捨五入してます。

数字だけを見てもどの程度の風量かピンとこないと思います。
比較対象として私自身も使用していて、日本国内でも人気の高い「マキタ UB185DRF/DZ」の風量が3.2㎥/minです。
POWER+ 765 CFM BLOWERと比較すると、UB185DRF/DZの約6.77倍です。
驚異的な風量です。
ちなみに大型の「マキタ MUB184DRGX/DZ」は13.0㎥/minです。
POWER+ 765 CFM BLOWERと比較するとMUB184DRGX/DZの約1.66倍です。
POWER+ 765 CFM BLOWERはマキタの強力ブロワーと比較しても、その強力さが分かると思います。

日本と比べてアメリカは広い敷地・庭があり、枯れ葉の片付けも一苦労だと思うので、このようなハイパワーの「リーフブロワー」が人気なのだと思います。
せっかくなら一番強力な物を、という考えでPOWER+ 765 CFM BLOWERを購入しました。

参考までに本体重量は以下の通り。

・POWER+ 765 CFM BLOWER → 2.1kg
・POWER+ 670 CFM BLOWER → 2.2kg
・POWER+ 650 CFM BLOWER → 2.17kg
・POWER+ 615 CFM BLOWER → 2.15kg
・POWER+ 580 CFM BLOWER → 2.17kg
・POWER+ 530 CFM BLOWER → 2.18kg
・POWER+ 480 CFM BLOWER → 2.34kg
・マキタ UB185DRF/DZ → 1.8kg(バッテリー含む)
・マキタ MUB184DRGX/DZ → 2.8kg(バッテリー含む)

一見、マキタ MUB184DRGX/DZの方がEGOの製品よりも重いと思いますが、EGOのブロワーの重さの表記は本体のみです。
EGOのバッテリーの重さは以下の通りです。

・POWER+ 5.0 AMP 2.18kg
・POWER+ 4.0 AMP 2.13kg
・POWER+ 2.5 AMP 1.27kg

5アンペアバッテリーだと2.18kgです。
本体より、バッテリーの方が重いです。

なので、POWER+ 765 CFM BLOWERにPOWER+ 5.0 AMPを取り付けると4.28kgとなり、マキタ MUB184DRGX/DZの約1.52倍の重量です。
重いですね。

バッテリーと充電器のサイズを比較すると、こんなにも違います。
(マキタバッテリー/18V 6.0Ah、充電器DV18RF)
充電器はそこまでサイズは変わりませんが、バッテリーはかなりのサイズ差があります。

ノズルの選定

ノズルについては、本体にロングノズルが付属します。
ですが、ロングノズルは限られたスペースでの使用は取り回しが非常に悪いです。
そこで、選択肢は3つ。

■EGO AST2000 Short Nozzle

EGOの純正オプション品です。
全長は約19cm。
先端はラバーになっているので、万が一車にぶつけてしまっても傷が付くリスクは抑えられます。
当然ながら純正品なので、本体へのフィッティングもばっちりです。

※写真はメーカーホームページに掲載されている物です。

■Stubby Nozzle

こちらは社外品。
アメリカのメーカー、Stubby Nozzleの商品です。

※写真はメーカーホームページに掲載されている物です。
 Blowerbandが取り付けられています。

アメリカではメジャーなメーカー。
EGO以外のノズルも販売しています。

当初はStubby Nozzleの購入を考えていましたが、色々と海外ユーザーのレビューを見ていると悪い評判を見かけます。
その中で最も多いのは、本体とのフィッティングの悪さ。
3Dプリンターで作成しているようなので、精度がイマイチのようです。

ちなみに長さはBlowerbandを取り付けて、20.3cm。
EGO純正のAST2000 Short Nozzleとほとんど同じので、長さという点では特に問題無いと思います。

■ApexAire

こちらもアメリカのメーカー。

※写真はメーカーホームページに掲載されている物です。

品質は良さそうですが、長さが約28cmと長め。
取り回しを考えると、選択肢から外れました。

その他購入品

EGO社製品以外で購入したのは、最初に紹介したBlowerband - Green(ノズルの先端に取り付ける傷防止バンド)、TurboClip(ブロワーのターボボタンを押したまま固定する部品)の2点です。

Blowerbandですが、こちらもアメリカのメーカー。
ブロワーのノズル先端に取り付けるラバーリングを販売しています。
様々なカラーラインナップがありますが、EGO本体色に合わせてグリーンにしました。

TurboClipはStubby Nozzle社の製品です。
TurboClipを使用すれば、ブロワー本体のターボボタンを押したまま固定してくれるので、わざわざボタンを押しっぱなしにしなくとも、ターボモードで使用出来ます。

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